文部科学省 教育関係共同利用拠点化事業(平成24~28年度)
-里山から森林限界まで-

多様な自然教育素材を生かした南アルプス・富士圏森林生態系環境教育拠点整備事業

拠点の目的と概要

暖温帯から森林限界までの多様な生態系を比較観察できる自然教育素材の強みを生かし、豊かな人間性・多様な現場への対応力・環境科学の専門性を備えた人材の育成、および地域の環境教育の底上げを目的としています。そのために、地域機関と連携しつつ、全3フィールド(富士、南アルプス、天竜)を活用した森林生態系の観察から機能調査と評価、保全管理に至るまでの幅広い学習プログラムを実施し、自然フィールド教育を国内外の大学生に広く提供します。すべてのフィールドが車で2時間以内のアクセス圏内にあるため、全フィールドを巡るツアー型実習も行っています。

教育関係共同利用拠点プログラムでは、学外からの共同利用を募集しています。日帰りのショートコースから宿泊を含むコース、全フィールドを巡るツアー型コースまで、各大学の実情に合わせた教育プログラムや実習フィールドの提供を行いますので、こちらまでお気軽にお問い合わせ下さい。

フィールドセンターが提供できる学習メニューの例 (最近のプログラムはこちら

◯ 樹種多様性の高い太平洋側ブナ林の生態 (樹種識別、樹種多様性とエコサービス)
◯ 樹木限界の生態
◯ シカ個体群動態 (被害状況観察、ライトセンサス)
◯ 樹木の生理生態機能 (個葉のガス交換速度から樹木および森林全体の炭素水フラックスまで)
◯ 人工林の管理と保全技術 (潜在植生への復元方法、風害のリスク評価など)
◯ 崩壊のメカニズムと山地保全 (大規模崩壊地見学、山腹工)
◯ 林業の現場見学 (林業の実際と課題)
◯ 大学技術職員の職業体験 (森林の管理保全業務から実習のサポートまで)

利用実績(平成26年度 拠点化プログラム 学外のみ)

◯利用機関: 京都大学、宇都宮大学、高知大学、新潟大学、静岡県立大学、東京都市大学、東海大学、帝京科学大学、名城大学、カセサート大学、ガジャマダ大学、カリフォルニア大学バークレー校、ボゴール農科大学、タマサート大学、ベトナム林業大学、新疆生態地理研究所 ほか
◯利用人数: 150人 (のべ 340人)